長期優良住宅とは?
長期優良住宅とは、国土交通省が定めている長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅だと国が認めた住宅のことです。
具体的には、所轄行政庁に以下の4項目について建築基準法(重多雨等を新築する際の最低限度の基準を定めた法律)の基準よりも優れている住宅であると認定される必要があります。
①構造の安定(地震に対する強さが建築基準法の1.25倍)
②劣化の軽減(長持ちする構造・躯体とする)
③維持管理への配慮(将来のメンテナンスが容易に行えること)
④温熱環境(省エネルギー対策を図る)
また、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていることが必要です。
「住宅の履歴書」と呼ばれる住宅の履歴情報を記載した書類を供えていなければなりません。
住宅の履歴書には、住宅の設計図書、材料・設備の情報と保証書、施工会社の情報、点検・メンテナンスの記録、リフォームの履歴等が記載されていきます。
長期優良住宅Q&A
地震に強く(建築基準法の基準の1.25倍の強さ)、長持ちする構造で、メンテナンスがしやすいためにもっと長持ちさせることが可能で、断熱性能が高いので冷暖房費が削減できるエコで地球にもお財布にも優しい住宅です。
そして、税制上の優遇措置(※下記①)が受けられ、更にお得な住宅ローン(※下記②)が利用できるお得な住宅です。
①長期優良住宅は非常に良質な住宅ですが、その分初期費用は一般住宅よりも
若干(当社比約17%)高くなります。
しかし、良質な住宅ストックを普及させ将来世代に継承するために、
様々な優遇措置がはかられています。
住宅ローン減税
住宅取得控除の増額について
各種税金の減税
・登録免許税
住宅用家屋の所有権保存登記等にかかる税率が一般住宅特例より引き下げられます。
・不動産取得税
新築住宅にかかる不動産取得税について、課税標準からの控除額が
一般住宅特例より増額されます。
・固定資産税
新築住宅にかかる固定資産税の増額措置の適用期間を一般住宅より延長します。
②
住宅ローン
・優遇金利ローン「フラット35S」適用可能
・返済期間50年ローン「フラット50」適用可能
どこで建築しても同じ「住宅性能」ではありません。
Q1のQ&Aでご説明させていただきました住宅性能は、どこの工務店で建築されても達成できます。
ただし、「ギリギリ長期優良住宅」と、「長期優良住宅の中でも良質な長期優良住宅」である弊社の木造あんしん住宅とでは住宅性能が大きく異なります。
※「ギリギリ長期優良住宅」とは、長期優良住宅の最低基準をクリアしただけの長期優良住宅という意味です。
「良質な長期優良住宅」とは、「ギリギリ長期優良住宅」と比較して住宅性能を理想のレベルまでアップさせた住宅のことです。
ご参考までに弊社の建築する長期優良住宅である「木造あんしん住宅」と長期優良住宅の認定基準を比較させていただきます。
より詳しく知りたい方はコチラ
本当です。
建築基準法(住宅等を新築する際の最低限度の基準を定めた法律)の定める基準をかろうじて満たしている「一般的な住宅」と高性能(Q1参照)な長期優良住宅とを比較すると、当然長期優良住宅の建築コストの方が高くなります。
ただし、弊社の長期優良住宅である「木造あんしん住宅」は高性能ですが、その割に建築コストはそんなに高くなりません。
弊社の場合、長期優良住宅の基準をさらに超えた高性能な住宅(Q3参照)でありながら、一般的な住宅と比較して約17%しか建築コストが高くなりません。
嘘です。本当ではありません。
弊社では、国土交通省が決めた指定機関から「住宅型式性能認定(フリープラン特殊型)」(※住宅型式性能認定につきましては、詳細はお問い合わせください。)を取得しているため、長期優良住宅の設計費用は、一般的な住宅の設計費用より20万円程度割増となり、多額な設計費用は必要ありません。
また、設計期間は、一般的な住宅と同じです。長期優良住宅の認定を受けるための期間は約2週間程度です。
施工期間も一般的な住宅と変わりません。
あきらめることはないですよ。
弊社では、ご予算の範囲内で安心して長期優良住宅を建築していただけます。
長期優良住宅を建築しようとすると、長期優良住宅の基準を満たさなければなりませんが、どういう工法・構造・仕様にしたら長期優良住宅の住宅性能の基準を達成できるかを知っている工務店でないと、建物価格を正確に見積もることができません。
また、長期優良住宅の基準の一つである、地震に対する強さを備えているかどうかは、建物の構造計算を行わないとわかりません。
お客様の希望される間取りが打ち合わせの度に変更となった場合には、原則その都度構造計算して地震に対する強さがあるかどうかを調べなければいけなくなります。もちろん構造計算するには費用がかかります(1回につき約20万円)し、構造計算する時間も必要となります。
でもご安心ください。弊社では、国土交通省が定める指定機関から「住宅型式性能認定(フリープラン特殊型)」(※住宅型式性能認定につきましては、詳細はお問い合わせください。)を取得しているため、一回目のお打ち合わせから住宅性能(地震に対する強さ等)を明示できますし、更に長期優良住宅の建築に要する費用を明確にご提示できます。
施工期間も一般的な住宅と変わりません。
違います。同じではありません。
一般的に大手ハウスメーカーは間取りプランを多数作成しており、その間取りプランごとに住宅型式性能認定を受けることで、長期優良住宅の申請期間が短くてすみ、設計費用も安くできるうえに、住宅の性能を明確に表示することができるからですただし、オーダーメイドの間取りには対応できません。
弊社では、国土交通省が定めた指定機関から「住宅型式性能認定(フリープラン特殊型)」(※住宅型式性能認定につきましては、詳しくはお問い合わせください。)を取得しているため、お客様だけにオーダーメイドした間取りであっても長期優良住宅の申請期間が短くてすみ、設計費用も安くできるうえに、住宅の性能を明確に表示することができます。
ですから、安心して長期優良住宅を注文建築していただけます。
一般的に広告で建物の坪単価○○万円と安価な金額を表示している場合には、建物の最低限必要な設備を省いていたり、標準的な設備機能(キッチン・浴室・トイレ・洗面等)よりも低いグレードの設備機器を標準仕様としているため、実際にお客様の要望を満たす設備等にするとびっくりするほど割増になることが多いからです。
弊社では、標準仕様でも充分ご満足いただける設備機器を採用しておりますので、実際にお見積もりしても建物の坪単価が大幅にアップすることはありません。
また、建物以外の外構費用や諸費用にるいてもわかりやすく明確に表示させていただきますので、安心して資金計画を立てていただけます。
有利になります。
長期優良住宅は、住宅性能を公平な物差し(住宅性能表示制度)で明示できるため、中古住宅となった場合でも安心です。
建物が完成した後では、専門家でも目視のチェックだけでは建物の耐震性能や断熱性能等を評価することはできませんが、長期優良住宅の認定を受けた住宅は、耐震性能・断熱性能及びその他の性能を明示できるうえ、「住宅の履歴書」があるため、売却までの維持管理の履歴がはっきりしているので購入する方も安心です。
そのため、長期優良住宅とそうでない住宅とでは安心感に大きな違いがありますので、当然売却時には有利になると思われます。
更に、弊社で建築いただいた長期優良住宅である木造あんしん住宅は、一般的な長期優良住宅の基準よりも高性能ですので、将来のご売却時には、一般の住宅更には一般の長期優良住宅と比較して、わかりやすく差別化できるため、より安心です。
つまり、中古市場でも高い評価が受けられるということです。
平成21年6月4日に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づいた長期優良住宅ですので、まだ世に出てから少しの期間しか経過していません。
ですが、長期優良住宅の良さがどんどん浸透して認識されてきておりますので、将来は「長期優良住宅」の割合が、そうでない「一般的な住宅」の割合を超える可能性があります。
長期優良住宅は、国土交通省の定めた長期優良住宅の認定基準に基づいて建築する場合には、特別な認定や資格は必要ありません。
ただし、長期優良住宅のなかでも良質なものとそうでないものがあります。
では、どうやってそれを見分けたらいいのでしょうか?
簡単な工務店の見分けかたは、国土交通省が定めた指定機関から「住宅型式性能認定」を取得しているか否かで安心して任せられる工務店かどうかを判断できます。
Q5、Q6、Q7でご説明させていただいた通り、弊社は「住宅型式性能認定」を取得しております。
「住宅性能型式認定」とは、弊社の仕様による長期優良住宅の造り方について国からのお墨付き(認定)を頂いたということなのです。
さらに、弊社では、一般的な「住宅型式性能認定」を超える大変画期的な「住宅型式性能認定(フリープラン特殊型)」を取得しておりますので、お客様のご希望にお応えできる本当の意味での長期優良住宅の注文建築が可能となります。
(住宅型式性能認定(フリープラン特殊型)につきましては、詳細はお問い合わせください。)